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東大に合格する高校として、「筑波附属駒場」、「灘」、「開成」があまりにも有名であるが、
大学卒業後のOBの活躍が全く聞こえてこない。司法試験の合格者数及び公認会計士
数の合格者数のトップも慶應高校とのことで、単なる偏差値教育の問題点が浮かび上がっている。
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<財界;上場企業社長数> <政界;議員数> <官界;中央官庁課長以上数>
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順位 高校 人数 順位 高校 人数 順位 高校 人数
1 慶應 34 1 慶應 17 1 開成★ 24
2 日比谷 13 2 麻布 11 2 灘★ 23
3 西 8 3 日比谷 10 3 筑波附 21
4 旭丘 7 3 創価 10 3 東京学芸 21
4 修道 7 5 筑波附 8 3 麻布 21
5 麻布 6 5 ラサール 8 6 栄光 19
5 早大学院 6 7 東京学芸 7 7 旭丘 16
5 開成★ 6 7 旭丘 7 8 筑波駒場★ 13
5 成城 6 9 筑波駒場★ 6 9 洛星 12
5 洛南 6 9 開成★ 6 10 ラサール 11
5 栄光 6 9 武蔵 6 11 浦和 10
5 静岡 6 9 小倉 6 11 熊本 1
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入門書「愉快に日比谷高校」復活途上にある名門
あの悪名高き「学校群制度」が1967年に実施されるまで、(現在の「開成」のごとく)毎年180名近い東大合格者を出していた都立「日比谷」は、それが35年後に撤廃されるまで、凋落の一途をたどり、毎年一桁の合格者しか出せない惨めな暗黒時代を長年なめた。
この制度は、都内の都立高校間の格差を失くすことによって、(「漁夫の利」を得た)国立大学付属高校や「開成」や「灘」などの私立高校と、(「どんぐりの背比べ」になった)都立高校との間に、極端に歪んだ格差をもたらした。
今世紀に入って、ようやく都教育委員会の「年老いたお偉方連中」
によって、その明白なる弊害が認識され、日比谷も「学校群制度」の足枷からとうとう解放されて、少しづつながら足を伸ばし始め、(名門「西校」と共に)毎年2桁合格者を出しうる実力を貯えつつある。
この本は、いわば「学校群制度時代」最後の校長として、日比谷キャンパスで活躍した久野猛氏が綴った日比谷の(一中時代以来の)長い歴史と(新旧の)愉快な高校生活風景である。
往年の卒業生あるいはこれから入学を目指す中学生たちへの、よきプレゼントとなろう。「名門復活」への道は今後、延々長そうだが、30年後には、往年の3桁(東大)合格者レベルまで達し、「文武両道」という誇るべき古き伝統を取り戻すことは可能だろう。
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日比谷高校と西高校の実際の進学者数(2008年)
読売ウィークリーより
校----|-人|-東|京| 早|慶|一 |東|国|-合 |割.---|
名----|-数|-大|大| 大|大|橋 |工|医|-計 |合.---|
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日比谷 --319|-13|-4|28|37|-7|11|11∥-111∥34.7%∥
西高校 --329|-28|-5|47|37|19|18|-9∥-163∥49.5%∥